在宅介護中の家内が9月に定期入院する機会に、秋のハイクに行くことにしました。しかし新型コロナ流行のため、スポーツジムは休業、日帰りハイクも中々行けなかったなど体力がかなり低下してたので山登りは無理と思い、以前から考えていた穂高の涸沢カール(2300m)の紅葉を見に行くことにしました。コロナ対応も考え、山小屋泊りは止めてテント泊にしました。
初日(9/27)は上高地から明神、徳沢、そして横尾まで平坦に近い森の中の道を気持ちよく歩き、横尾野営場でテントを張りました。翌日は4時に起き、雨具・水など最小限の荷物を背負い、涸沢に向けてヘッドランプを点けて出発です。
1時間ほど歩いたら穂高の山が朝日で輝き始め、自分の気持ちも高揚してきました。涸沢カールではナナカマドなど色づき始めており、一部は朱や赤に紅葉しています。もう1週間ほどで紅葉は最盛期になるでしょう。涸沢のテント場には紅葉のように色とりどりのテントが張られていました。紅葉最盛期には500張とも1000張とも言われる大テント村が出現するようです。
下山途中の徳沢キャンプ場でもう1泊を計画していましたが、人気が高いキャンプ場でコロナの影響もあり沢山のテントが張られており、かなり密な状態に思えたのでそのまま下山しました。この日は9時間も歩き、翌日以降、足腰が悲鳴をあげていました。
写真説明
写真-1:河童橋、観光客は少なめ
写真-2:横尾野営場のマイテント
写真-3:朝日に燃える北穂高岳
写真-4:色づき始めたナナカマドの群落
写真-5:赤いナナカマド、黒々した穂高の岩稜、青い空
写真-6:涸沢の石ころだらけのテント場、後ろは北穂高岳
以上