中央アルプス千畳敷カールの紅葉廻りを兼ね宝剣中央稜クライミングに行きました。平日でもバス、ロープウェイも臨時便が出るほどの人出。
宝剣岳中央稜ルートは雪がないこの時期は植生保護のため下から取りつく事が出来ない。宝剣岳頂上からロープで懸垂下降して取りつきに行く。
クラックにはプロテクション(カム)をセットして万一の落下時にカムで停止させる。素晴らしい秋晴れの中、登攀しながらカールや南アルプスの山並、更に奥に富士山を眺められた。
登攀終了後に木曽駒ケ岳山頂(2956m)まで散策した。
大正2年8月の台風での駒ケ岳登山遭難を小説にした新田次郎『聖職の碑(いしぶみ)』を思い出した。
以上