東燃和歌山OB会役員を終えて

　2011年4月に東燃和歌山OB会の役員に選任されてから5期10年、本年3月末日をもって役員を退任いたしました。最初の1年間は広報委員として、後の9年間は図らずも会長として、微力ながらOB会が円滑かつ有用に運営されることを目標に事業に携わってまいりました。

　申し上げるまでもなくOB会は、その主体的な活動を尊重しつつ会員相互の親睦を図ることを目的として、総会・懇親会の開催、資金の分配・管理、ホームページの管理・運営、および広報活動や会員名簿の管理などの事業を役員一丸となって行っています。

　中でも、私たちOB会役員が全力を結集して開催される総会・懇親会は、東燃和歌山OB会のメインイベントであります。和歌山工場にご縁のある多くの副会員の皆様方にもお運びをいただき、総勢300人近くにも及ぶ出席者が昔の仕事仲間と旧交を温め、大いに楽しんでいただく光景は何度出席しても圧巻の一言であります。

　その総会・懇親会が、私の在任中2度も中止を余儀なくされました。1回目は2012年9月30日、台風17号が予想以上に和歌山県に急接近し、当日の早朝に急遽中止を決断するという失態をお見せしたこと、2回目は昨年の11月7日、他事業所の状況も勘案の上、コロナ禍のため中止の決断をさせていただいたこと、いずれも防ぎようがなかったとは言え、この場をお借りして改めてお詫びを申し上げます。

　こうした中で、一方ではOB会会員の高齢化が着実に進んでいます。この度、総会・懇親会は行き来にやや難がある従来の「アバローム紀の国」から、JR和歌山駅に直結する「ホテルグランヴィア和歌山」に変更いたしました。本年は11月20日を予定していますのでお誘い合わせの上、多くの会員の皆さんのご出席をお待ちいたします。長い間のご指導とご協力、誠に有難うございました。

以上