近況報告
昭和46年入社の黒田博之です。新規事業部廃部を機に55歳で東燃を早期退職し、2年ほどイギリスの日本法人で勤務しましたが、その後、日本バルカー工業(株)に再就職し、70歳を迎えた2017年3月まで勤務させて戴き、今は年金生活をしています。東燃も石油化学も工場では、バルカーのシール材を今も使用しているのではないでしょうか。
イギリスの会社勤務では、長時間の飛行機搭乗の後で、空港からロンドン郊外の会社まで自分で運転するなど、東燃勤務当時とは違った経験が出来ました。今はどうか知りませんが、当時のロンドンのドライバーは、車間距離に頓着がなく、日本の運転とは違う緊張感を覚えたことを思い出します。
その後、日本バルカーに勤務出来、予想以上に長い期間仕事をさせて戴いたことは大変に感謝しています。この会社は、最近、テレビ東京で「Dの旋律」という社交ダンスの番組のスポンサーをしています。社交ダンスのテレビ番組では、これまで何らかの大会中継などが放映されたことはあったと思いますが、短時間とはいえ毎週の定例番組というのは、初めてではないかと思います。美しい映像で構成されているので、関心のある方は、ご覧になってください。
バルカー在籍当時、毎年冬に、ホテルの会場でバルカー主催の社交ダンス競技会を開催していた時期がありました。プロダンサーや中学生を含むアマチュアによる部門別の競技会で、午前の予選から夕方の決勝まで、ほぼ、1日を要する競技会なので、応援観客も多く、途中に、観客も踊れるダンスタイムも組み込まれていて、盛況な大会でした。
第1回の大会で、役員の一人として観客の前でダンスを披露するよう指示され、1年間レッスンして出場したことがありました。そのおかげで、今も同じ先生に毎週1時間のレッスンを受けています。
姿勢、ステップ、リードの仕方など、頭を使う運動なので、この歳になると老化防止に役立っているように思います。運動が不得手な私ですが、今は、平日は水泳をするなど、働いていた頃より運動しています。幸い、健康で平穏な日々を過ごしています。コロナの大変な時期を乗り越えて、皆さんと再会できる日を楽しみにしています。
以上
