氏 名
山内 信哉
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
令和03年11月24日
表 題

 俳句(令和3年秋 秋の客)

本   文 
どれ一つ 同じ顔無し 柿の客
  干し柿作りに精を出しながら、皮を剥く前の柿の実表面の模様に多様性を見る・・・
青いうちは一様に見えていた実が、熟れて個性豊かになっている。
下の句を付けると(2021/11/8)
対座して剥く 里の夕暮れ

銀杏の実 殻割り偲ぶ 逝きし母
  到来物の銀杏の殻を割りながら、幼き日、囲炉裏の灰に実を埋めて焼き、食べたこと、そして、横で殻を割っていた母の姿を思い出す。
下の句を付けると(2021/11/20)
やがて追う身も 疾うに白髪

写真説明
 写真1: 秋の客 渋柿の実 30個
 写真2:皮を剥かれて干し柿に 背景に母なる柿の木
 写真3: 秋の客 銀杏の実

以上 

       
 
写真1
 
写真2
 
写真3
 
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