鎌倉市にある県立大船フラワ-センタ-の玉縄桜が、例年より1週間程度遅く、見頃を向かえました。玉縄桜は、ソメイヨシノ桜と大寒桜の自然交配種と推定され、同センタ-で発見されて、1990年に「玉縄桜」として品種登録したものです。ソメイヨシノより早く咲き(2月中旬~3月中旬)、花期が長く花びらは薄いピンク色などの優れた特徴があります。
玉縄桜の原木は、2019年9月の台風15号により、根本から倒れる被害を受けましたが、スタッフの努力により復活し、枝を伸ばし花数も増えて咲くようになってきました。また、玉縄桜は、同センタ-だけでなく鎌倉市内外にも植樹されて、近年では各地で観られます。
3月5日(土)・6日(日)の両日、3年振りに「2022玉縄桜ライトアップ」イベントが開催され、訪れた人達は早春の夜桜見学を楽しんでいました。
(写真説明)
写真1 見頃を向えた玉縄桜広場の玉縄桜
写真2 復活した玉縄桜の原木
写真3 園内正面にある石のモニュメント「カタグルマ」のライトアッ プ
写真4 玉縄桜広場の夜桜のライトアップ
写真5 スイレン池畔の夜桜のライトアップ①
写真6 同上②
以上