大雪山は一つの山ではなく広大な山域を表します。短い縦走路の旭岳(または黒岳)からトムラウシ山まで2泊3日を要し、営業小屋がなく避難小屋泊かテント泊となり荷物が重くなるのが難点です。
雪解けが進む6月下旬から高山植物の花々が咲き初め、固有種のキバナシオガマとホソバウルップソウが咲き、広大な花畑が点在します。これらを訪ね歩くことが今回の目的でした。この時期は、山の天気が不安定ですが花の最盛期を考えて7月上旬に決行しました。
写真1: |
大雪山国立公園概念図 赤の太線が私の歩いた道です。 |
写真2: |
7/8 白雲岳頂上からの後旭岳のゼブラ模様。北海道民の登山者に人気があります。 |
写真3: |
7/8 大雪山の固有種キバナシオガマ。白雲岳避難小屋付近で撮影。 |
写真4: |
7/9 白雲岳避難小屋からの縦走路遠景。トムラウシ山までは約10時間で遠いです。 |
写真5: |
7/9 大雪山の固有種ホソバウルップソウ、化雲岳の東の湖沼地で撮影。
背景にトムラウシ山が欲しかったのですが、ガスで覆われて見えず残念でした。 |
写真6: |
7/10化雲岳の西の広大な花畑チングルマ、エゾノツガザクラ等が咲き誇ります。
一番に見たかった化雲岳東の花畑は、雪解けが遅れて未開花状態で心残りでした。この日、1950m以上の山は小雨交じり強風が吹き、4日前の天気予報とは大違いでした
|