今年の春、四国八十八ヵ所霊場のお遍路に出かけました。10年ほど前から四国遍路地図や資料を入手して検討していました。
八十八ヵ所を歩いてまわると総距離は1200kmもあります。一度で全てをお遍路するのは無理があるので、1回に1週間ほど、6-7回に分けてお遍路する「区切り打ち」を行うこととしました。
1回目は4月に徳島県・阿波の国の23霊場を8日間かけて歩き、両親と亡妻の供養をして来ました。コロナの影響で人は少な目でしたが、それでも毎日10人ほどのお遍路さんに会いました。4月上旬の阿波路は暑くも寒くもなく雨にも降られず、春の草花が咲き、歩き遍路に最適でした。12、20、21番の霊場は標高500m~700mの山の上にあり、やや厳しい登り下りがありましたが、そのほかの霊場は平地または山の麓で特に問題なく、歩き旅を楽しみました。
<日程>
4/6(水) 1番霊山寺~6番安楽寺・宿坊(泊) 行動時間7h31m/距離18.9km
4/7(木) 7番十楽寺~11番藤井寺 8h30m/23.7km
4/8(金) 12番焼山寺 8h23m/16.5km、累積標高差 登り1263m/下り1040
4/9(土) 13番大日寺~17番井戸寺 10h38m/33.2km
4/10(日) 18番恩山寺~19番立江寺 9h42m/29.3km
4/11(月) 20番鶴林寺~22番平等寺 9h57m/22.3km、登り1367m/下り1356m
4/12(火) 23番薬王寺 9h12m/24.5km
4/13(水) 別格霊場4番鯖大師 7h39m/22.7km
写真説明
写真-1:1番霊山寺の参道、大きな石柱門がある
写真-2:6番安楽寺の仁王門、温泉山の山号を持ち、宿坊に天然温泉あり
写真-3:吉野川の潜水橋、欄干は無く車が来ると車除けスペースに退避
写真-4:杉の巨木が林立する12番焼山寺、6時間の山登りだった
写真-5:春爛漫の19番立江寺
写真-6:うみがめ産卵上陸地の大浜海岸(徳島県日和佐)
以上