久しく宅急便とも縁がなかった。が、さっきピンポン、はてさて何が届いたかと思って包みを開いたら、東燃OB会から「祝喜寿」の熨斗紙。中身はなんと「バームクーヘン」でした。年輪のごとく長生きしてくださいとの心配り、ありがとう!
早いものだ、53歳で早期退職をして24年が経つ。思い返すとよくぞ頑張って生きてきたものだ。16歳の鼻垂れ小僧と言ってもよいくらいの、まる坊主頭で清水工場の事務所に入り、父親も呼ばれて同席の晴れの入社式、同期15名が工場長から辞令をいただき、事務所玄関前で記念写真。サーこれから何が待っているか、ドキドキ不安と期待が入り混じったあの時の気持ちを今でも覚えている。国語・数学・英語に始まり化学・物理・機械工学・石油精製理論等今まで目にしたことの無いなんとも難しい教科書をいただき、三階の会議室を教室にして、びっくりする名前の大学を卒業した入社間もない方が先生になり、教えて頂いた。本当に難しくついていくのが大変だった。機械何とかの宿題ノートを忘れてK先生から「家に取りに行って来い」と言われ電車に乗って取りに行ったのを覚えています。でも息抜きに体操の授業でソフトボール・夏には袖師の海の家まで走って海水浴、これで給料もらってよいものかと思った。半年間これが続き修学旅行までがあった。(残念ながらこれには体調不良で参加できなかった。)残り半年間現場実習、試験室とツウステージだった。そしてど太いパイプ、細いパイプをたどって、これがどこへ繋がっているか見て来いと言われ一生懸命工場内を歩いたことも思い出される。
今こんなことを思い出しながらいる自分、本当に素晴らしい会社そして仲間と働くことができたと感謝の気持ちでいっぱいだ。
退職後地域でいろいろなことをやっているが、その一つ一つに東燃という会社で体験してきたことを生かすことができている自分がいる。やっぱりこの言葉しかない「東燃に感謝、ありがとう!」
写真説明
写真1 令和4年11月13日ひだか市民祭りにて仲間5人と「寄席」出演
写真2 高萩北スポーツ少年団6年生野球監督、賞状がないから無冠の記念写真
以上