第3回お遍路(2月27日~3月10日)その2では、高知県四万十町窪川の37番岩本寺から足摺岬にある38番金剛福寺までをご紹介します。ここは四国お遍路の最長区間で81kmあり、歩きで3日間かかります。
37番岩本寺では宿坊に泊まりました。翌朝6時から本堂でのお勤めに参加し、般若心経などをご住職と一緒に唱えるなど良い体験ができました。
いよいよ足摺岬を目指してひたすら歩く修行の道です。ちなみにお遍路では高知県を「修行の道場」と呼び、歩行距離は385kmにもなります。
氷点下3度と寒さ厳しい窪川盆地の峠道、太平洋を望む海岸沿いの国道、時には海岸の砂浜の遍路道や藪を掻き分ける古い道を歩き、3日目に予定通り足摺に到着しました。厳しいながらも充実したお遍路でした。
<日程> |
3/03(金) |
37番岩本寺~黒潮町有井川(泊) 行動時間9h05m /歩行距離29km |
3/04(土) |
黒潮町~四万十川~土佐清水市久百々(泊) 9h27m/35km |
3/05(日) |
久百々~以布利港~38番金剛福寺・足摺岬(泊) 8h03m/25km |
写真説明
写真-1: 37番岩本寺本堂の天井画はとても色彩豊か
写真-2: 岩本寺での朝のお勤め、宿泊者二名も参加
写真-3: 黒潮町有井川の海岸に沈む夕陽
写真-4: 大岐の浜の砂浜を行く遍路道(約2km)
写真-5: 38番金剛福寺の境内
写真-6: 断崖絶壁に立つ足摺岬灯台
以上