氏 名
小西 敏己
所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
令和05年11月24日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 

 先日のOB会で喜寿を祝って頂きました。今まで元気に生きてこられたのは会社関係、家族、地域など廻りの皆さんの支えがあってのこと嬉しさと感謝の気持ちで一杯です。
 さて喜寿を迎え今までを振り返ってみますと、会社は60歳で定年退職、また再雇用で69歳まで回転機設計と後輩への教育を担当しました。62歳の時特殊回転機の改造指導で、不安ながらもシンガポールのジュロン製油所に約1週間出張しました。機械の整備作業を見て作業員の技量、働きぶりは日本人に勝るとも劣らぬ素晴らしいものがあり、私は今まで「井の中の蛙」であったと痛感し、自分の仕事に対する思いも変わりました。
 70歳からは今までの経験を活かし、大手電力会社の工事部門から製油所の回転機整備のアドバイスと講師の依頼を受け、75歳まで和歌山・堺製油所で週2~3日勤務しました。以前教育した後輩と一緒になれて楽しいこともありました。たまに整備上の単純ミスが発生し、指導の難しさを痛感しました。また来年1月 監督者向けに講師依頼を受け対話が楽しみです。
 機械との出会いは小学高学年ごろ、稲の脱穀機に揮発油燃料で動く水冷式の発動機が快くポンポンと低速で回るのを見て、非常に興味を持ったのが始まりで約55年間好きな回転機に関する仕事一筋に生きて来られたことが何よりも幸せでありました。  
 これからも冷凍保安協会の冷凍機検査員、地域の環境保全会などの活動、自給自足の米、野菜作りとイチジク栽培と自然と共に、人との繋がりを大切にして頑張ってまいります。
 最後に喜寿を過ぎても前向の姿勢が大切だと考えています。                 

写真-1 イチジク収穫作業後の運搬作業中
写真-2 シンガポール ジュロン製油所のエンジニアと会談後のひと時
 

以上 

     
 
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