秋日和の10月27日(金)、みなの会(NH37、清水工場入社者・本社入社男子)の同期会が開催された。 今年80歳を迎える中、10年振りの再会となる「傘寿の集い」となったものである。
早朝5時半に仙台を出発、清水に出向いたOGさんを含め、各地から16名の同期生がJR清水駅に集合した。
第1部は、60年前に初めて踏んだ清水工場の今を見ておきたいと、マイクロバスで工場見学をさせていただいた。
遊休地の錆の浮いた原油タンクや雑草の生い茂った空き地を見るに一抹の寂しさは感じつつも、清水エル・エヌ・ジー袖師基地の思った以上の設備化に目を見張り、更には、ENEOS(株)の太陽光発電設備や大型蓄電池、水電解型水素ステーションの構想をお聞きし、時代に沿った新しい清水油槽所に変身していくであろうと、明るい夢を持った次第である。
第2部は、清水区内の由緒ある割烹「大花」での懇親会に席を移す。
既に物故者となられた7名の仲間のご冥福を祈念し黙とう、次いで、清水の西ヶ谷勝也氏の乾杯で宴は始まった。
冒頭、スライドショーで、入社当時の写真、成人式時の各人のメッセージ、更には、入社当時の時代背景や物価比較なども紹介され、懐かしく感慨に浸りつつ、現役時代の思い出話に花が咲いた。
宴が進むにつれ、夫々が80歳になっていることに驚きつつ、健康管理のノウハウ、病院通いの実体験談、孫・曾孫との楽しみ方等々、持論の披瀝や掛け合いで、大盛り上がり。 近況報告3分間スピーチでも皆マイクをなかなか離さず、「東燃という会社は良かった」と今の幸せな家庭生活、地域社会との繋がりへの感謝の言葉など延々と続き、3時間余の懇親会を楽しんだ。 最後に、本社の大橋益男氏の締めの言葉で終宴となった。
別れ際、次は「米寿の集い」で会おう!!など期待の声も聞こえた。幹事としては、あまり大きな夢は持たず、そっと横に置いて、先ずは地道な日々を送ろうと思いつつ家路についた。
写真説明
写真―1 清水油槽所工場見学(集合写真)
写真―2 懇親会風景(1)
写真―3 懇親会風景(2)
写真―4 傘寿の集い参加者
以上