心配された雨もなく紅葉狩りには程よい天候となった11月6日(月)、OG9名を含めた総勢30名で東燃清水OB会恒例のバス旅行が4年ぶりに催行された。
この間に中部横断自動車道(静岡-山梨間)が開通し、信州との距離がぐっと近くなったことから今回は「松本城、諏訪大社(上社本宮)と信州の紅葉巡り」となった。
JR清水駅7:30出発→松本・亀田屋酒造店(試飲付き)→国宝・松本城→昼食・石井味噌→諏訪大社上社本宮→清龍山長円寺→JR清水駅18:30帰着の約13時間の日程であったが、東燃で培われた時間厳守精神はいまだ健在で、常に定刻通りの発着となり予定30分前の帰着となった。
亀田屋酒造店では新酒仕込み中とのことで試飲には少々早かったが、それでも辛口、本醸造、ブレンドと甘酒にのどを潤し土産は吟醸を購入する。
松本城の急こう配の階段をものともせず天守まで登るが、外国人観光客の多さに少々驚く。
味噌屋では郵便局を脱サラした係員から味噌の蘊蓄を聞き、豚汁メインのそば付き昼食をとり10年熟成味噌ソースに舌鼓を打つ。
諏訪大社上社本宮では、一之御柱を横目に見つつ本殿でコスパの高いお参りをする。
長円寺の銀杏の黄色いジュータンと紅葉のグラデーションに見とれ、思わず鐘楼に上り鐘をついてしまった。
バスの中では、会長挨拶・MCの行程説明等が終わるやいなや「シュパッ」と栓を開ける音と共に乾杯が響き渡るサロン席、久しぶりの再会に隣同士の話が止まらないメンバーで賑やかしい。
カラオケスナックと化したバスの中は、移動の僅かな時間でも寸暇を惜しんで指名を受けたメンバーが期待に応える。出発30分後から到着10分前までソロ、デュエットに歓声が上がり、「サライ」の合唱で雰囲気は最高潮に達し、終始笑い声が絶えず時の経つのも忘れる楽しい一時となった。
会員の皆様に楽しんで頂けるよう工夫を凝らし、来年も案内できるよう幹事一同決意を新たにした一日となった。
写真説明
写真―1: 亀田屋酒造店前にて
写真―2: 松本城前にて
写真―3: 松本城
写真―4: 諏訪大社上社本宮前にて全員集合
写真―5: 清龍山長円寺の紅葉の下で
以上