氏 名
古川 清
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
2024年09月08日
表 題

 富士登山

本   文 


 私72歳、妻68歳、私達が選んだのは、4ルートある内の頂上に1番近い富士宮口から登り、山小屋で2泊、御殿場口へ下山するルート。
 7/20(土) 6合目宝永山荘に到着。宝永山の火口を見学後宿泊し、高度順応をしました。翌日、4時起床、身支度を整え、朝食後5時半出発。6合目からは1mを超える樹木はなく、一気に視界が開け、目に付くのはいじけたイタドリ とアザミのみとなる。砂礫岩場を歩き、11時半9合目で昼食。つづら折りの狭い道を登り、13時半頂上に到着。まず郵便局で登山証明書を購入する。浅間(せんけん)神社奥宮へお参り。山頂は大勢の人でごった返していました。次は最高峰の剣ヶ峰(富士山気象観測所)を目指して、馬の背に登りぐるっとお鉢巡りを2時間。大沢崩れ、残雪でできる金明水、銀明水を見学。この日は、頂上の富士館に宿泊、夕日に照らされた影富士は不思議な感覚でした。
 19時消灯。長い夜、風の音がビュービュー聞こえる中、眠りにつきました。
 3日目(最終日)3時起床。朝食後4時半のご来光を拝みに外へ。風速7m/s、気温4℃快晴、東の空が明るくなり始め、その後少しずつ顔を見せた真っ赤なご来光を拝みました。東に朝日、西に満月、朝日に照らされてできた影富士、感激もひとしおでした。
 下りは広い砂礫の道、自衛隊演習場の砲弾の音も聞こえる中、大砂走りをザクザク砂ぼこりをあげながら無事11時半下山。近くの温泉で3日間の汚れを落とし、2日間5食のレトルト食を帳消しできる食事をいただきました。
 3日間晴天に恵まれ、高山病も克服、お鉢巡り、ご来光、2度も見れた影富士、転がりながら下った大砂走。富士山の良いとこ取り、ふたり占めしてきました。

  写真-1 富士登山パンフレット
  写真-2 山頂浅間神社奥宮
  写真-3 馬の背 富士山気象観測所 剣ヶ峰
  写真-4 夕日の影富士
  写真-5 ご来光
  写真-6 満月と朝日に照らされた影富士

以上 

       
 
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