氏 名
吉浜 裕嗣
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
2025年07月16日
表 題

 東北・花の名山ハイキング

本   文 

 高山植物は雪解けと共に芽吹いて花が咲き始めます。6月末に東北・花の名山ハイキングツアーで秋田県の森吉山と秋田駒ケ岳、岩手県の八幡平を歩いてきました。各山共に高山植物の花を求めて多くのハイカーが訪れていました。

 森吉山(1454m)は阿仁マタギの里近くのなだらかな古い火山で、高山植物が特に多く初夏から秋にかけては約300種類の高山植物が咲き誇る「花の百名山」として親しまれています。
 秋田駒ケ岳(1634m)は1970年に女岳で噴火がありました。噴火の影響や、気象的な要因もあって標高1300mの八合目より上には高い木がなく、高山植物の草原や砂礫地になっています。
 八幡平(1614m)はアオモリトドマツの森と沼や池塘、湿原が点在し、多くの高山植物が咲いていました。上の二山より平らで気軽なハイキングを楽しめました。

写真説明
 写真1 秋田駒ケ岳の最高峰・男女岳(おなめだけ)、山裾から頂上までたくさんの花が咲いている
 写真2 秋田駒ケ岳の女岳(左)、男岳(中央)、手前の砂礫地にはコマクサ、山裾にはチングルマ、イワカガミなどが多い
 写真3 ウラジロヨウラク(森吉山)、花の形がヨウラク(仏像の首にかける珠玉の飾り)に似ている
 写真4 コマクサ(秋田駒ケ岳)、ご存知の高山植物の花の女王、大焼砂の火山砂礫地にタカネスミレ(右)と棲み分けている
 写真5 カラマツソウ(八幡平)、細く糸状の花がカラマツの葉に似ている
 写真6 シラネアオイ(八幡平)、薄紫色の美しい大輪の花を咲かせる

以上 

       
 
写真1
 
写真2
 
写真3
 
             
       
 
写真4
 
写真5
 
写真6
 
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