氏 名
滝本 守
 所 属
KSS OB会
 掲 載 日
2025年09月01日
表 題

 「鎌倉腰越小動神社の天王祭」

本   文 

 腰越小動(こしごえ こゆるぎ)神社の天王祭は、江ノ島の八坂神社の天王祭と同時開催される行合祭(ゆきあいまつり)で7月6日(日)~13日(日)に開催されました。
 かつての腰越の天王祭は、「西の祇園の花車、東は腰越の人形山車」といわれたほど壮麗な山車で知られた祭りだったそうです。 しかし、1962年の火災で下町を除く4基(中原町、土橋町、神戸町、濱上町)の山車が焼失、ただ、人形だけは難を逃れたのだといいます。
 その後、濱上町を除く4基の人形山車は既に再建されていましたが、今年、残っていた濱上町の人形山車が63年ぶりに再建され、今回の天王祭でお披露目しました。
 小動神社の天王祭のクライマックスは最終日(7月13日)の神幸祭です。 午前に、中原町、土橋町、濱上町の3基の人形山車と、小動神社の神輿が町内を巡行しました。午後には、小動神社と八坂神社の神輿が龍口寺前で行合い、連れ立って小動神社まで渡御する行合祭が行われました。
 暑い中、夏の風物詩の天王祭の見学に多くの人達が訪れ楽しんでいました。

写真1
 巡行の先頭は中原町の人形山車。 乗せている人形は、須佐之男命
 後方は、土橋町の人形山車。 乗せている人形は、源頼朝と御所五郎丸
写真2
 濱上町の人形山車(63年ぶり巡行参加)。
 乗せている人形は、源義経と弁慶
写真3
 巡行中の人形山車の横を、江ノ電の車両が徐行運転で通過
写真4
 小動神社の神輿の巡行
写真5
 町内を巡行して御仮屋で合流した、3基の人形山車と小動神社の神輿
写真6
 小動神社と八坂神社の合同神輿渡御(行合祭)
 (左側:八坂、右側:小動)

以上

       
 
写真1
 
写真2
 
写真3
 
             
       
 
写真4
 
写真5
 
写真6
 
写真をクリックすると拡大写真が見られます