腰越小動(こしごえ こゆるぎ)神社の天王祭は、江ノ島の八坂神社の天王祭と同時開催される行合祭(ゆきあいまつり)で7月6日(日)~13日(日)に開催されました。
かつての腰越の天王祭は、「西の祇園の花車、東は腰越の人形山車」といわれたほど壮麗な山車で知られた祭りだったそうです。 しかし、1962年の火災で下町を除く4基(中原町、土橋町、神戸町、濱上町)の山車が焼失、ただ、人形だけは難を逃れたのだといいます。
その後、濱上町を除く4基の人形山車は既に再建されていましたが、今年、残っていた濱上町の人形山車が63年ぶりに再建され、今回の天王祭でお披露目しました。
小動神社の天王祭のクライマックスは最終日(7月13日)の神幸祭です。 午前に、中原町、土橋町、濱上町の3基の人形山車と、小動神社の神輿が町内を巡行しました。午後には、小動神社と八坂神社の神輿が龍口寺前で行合い、連れ立って小動神社まで渡御する行合祭が行われました。
暑い中、夏の風物詩の天王祭の見学に多くの人達が訪れ楽しんでいました。
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巡行の先頭は中原町の人形山車。 乗せている人形は、須佐之男命
後方は、土橋町の人形山車。 乗せている人形は、源頼朝と御所五郎丸 |
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濱上町の人形山車(63年ぶり巡行参加)。
乗せている人形は、源義経と弁慶 |
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巡行中の人形山車の横を、江ノ電の車両が徐行運転で通過 |
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小動神社の神輿の巡行 |
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町内を巡行して御仮屋で合流した、3基の人形山車と小動神社の神輿 |
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小動神社と八坂神社の合同神輿渡御(行合祭)
(左側:八坂、右側:小動) |
以上