今年の東燃川崎OB会で喜寿のお祝いをして頂き誠にありがとうございました。１９７４年に東亜燃料工業に入社、本社での1ヶ月研修を終えエンジニアは和歌山工場の精蝋の教室で6月末まで石油精製プロセス設計等の教育を受け7月1日付けで川崎工場製油部に配属となりました。研修期間中自転車で通った道の側は蜜柑畑、甘い花の匂いを忘れることはできません。丁度その頃第一次石油危機となり精製工場の新増設計画は中止されることになりました。スタートアップ要員であった４９入社のエンジニアは余剰要員となり、川崎工場の水素製造装置の粉化触媒の選別やオフサイトの草取りにも従事したことがあります。
同期の皆さんと違い定年を迎えるまで和歌山工場などへの転勤もなく川崎工場と本社間を異動してきました。定年直前にスキャンファイナーのプロジェクトを担当し、和歌山・堺・千葉も訪れ多くの方々と知り合いになれたことが大変印象深いです。またプロジェクトチームにエクソンモービルからエンジニアが派遣されてきており、あらゆる面で意思疎通に苦労しました。 その後、定年直前に堺製油所をベースに各製油所の運転アドバイザーとして少しでも貢献できたのではと思います。１９９０年中頃に川崎で経験したエクスパンダー火災事故や硫化水素漏洩事故の痛い経験を少しでも伝えようと孤軍奮闘しました。
製油部に配属された際に現場におられたリーダーの方にも大変お世話になり今自分があるのはこの方々のおかげと思う次第です。学生の頃から続けている写真、ライフワーク？としてこれからも全東燃OB会ＨＰに投稿するつもりです。今後とも宜しくお願いいたします。
| 写真説明 |
| 写真-１ ： |
1997 川崎工場H-OIL 竣工式にて（左側中央：本人） |
| 写真-２ ： |
2025 東燃川崎OB会 総会：懇親会にて（左側：本人） |
以上
