2025年5月16日(金)に東燃本社OB会の総会・懇親会が、127名の参加者を得て(長寿者10名、会員116名、来賓1名)、ホテルグランドヒル市ヶ谷で開催されました。 総会の開催に先立ち、この1年間に御逝去が判明した東燃本社OB会の正会員の方々に対し黙祷が捧げられました。
黙祷の後、杉山会長からの、11年間会長を続けることが出来たのは皆様の協力のお陰との感謝とともに、昨年会員資格を見直したものの会員数が今後減っていく状況の中で今後のOB会のあり方を考えて欲しいとの申し送りで、総会が開幕しました。
続いて、来賓のENEOS株式会社 常務執行役員(9ヵ所の製油所及び2か所(含む和歌山)の製造所を統括)の寺本光司様から、23年から始まった第3次中計は経営・資本効率は引き続き注力していく必要があるが、当期利益・フリーキャッシュフローは24年に当初目標を達成した。また3つの柱である1.確かな収益の礎の確立では製油所の稼働率が上がってきているともにAIを使った装置の運転に取り組んでおり、2.エネルギートランジションの実現については、昨年SAFを日本で初めて輸入したとともに和歌山での生産設備導入を検討中/研究所で合成燃料生産の実証運転を行っている、3.経営基盤の強化はENEOSホールディングとENEOSの役割を明確化し、ホールディングは東燃出身の宮田知秀様が代表取締役社長執行役員に就任している との紹介がありました。
更に、今年から始まる第4次中計では、不確実な環境・JX金属上場等の状況の中、筋肉質な経営体質・ポートフォリオの再編に注力しながら取り組みROE10%以上を早期に実現させていくと力強い話がありました。
その後 議案の審議に移り、2024年度活動報告、2024年度会計及び監査報告 及び 役員新任・異動についての説明があり、昨年度の会計及び新役員体制が承認されました。佐藤新会長からは、今後のOB会のあり方を考えていくために、皆様の意見・要望を取り入れながら魅力のあるOB会にしていきたいとの挨拶がありました。
総会の最後には、長寿者に対するお祝い及び記念撮影がありました。
当日は10名の長寿者の方々(米寿2名、喜寿8名)が参加して下さいました。 総会終了後、米寿を迎える吉岡一誠様の乾杯の音頭で懇親会が始まりました。楽しく・和やかに続いた歓談の中、非常に名残惜しかったですが中締めの時間となり、来年の再会を楽しみにしながら、第55回東燃本社OB会の総会・懇親会が閉幕しました。
以上